二刀流として活躍中の大谷翔平選手。
メジャーで記録を作り、多くの人の記憶にも残り、唯一無二の存在となっています。
160キロ越えが投げれて、ホームランを量産すると華々しい成績を残していますが、二刀流には体への負担も相当ですよね。
故障してしまえば、現役の野球人生を短くしてしまうかもしれません。
称賛されるべき挑戦だとは思いますが、今回はあえて、そんなリスクに挑む大谷翔平選手について、
- 二刀流のデメリットは?
- 二刀流の後は投手・打者どちらの道を進むのか。
というような、今の活躍より1歩先に進んだ考察をしてみようと思います。
最後までお読みいただくと、二刀流のデメリットを理解しながら応援できるようになるだけでなく、今後の大谷翔平選手が一層楽しみになること間違いなしです!
では、早速見ていきましょう!
大谷翔平の二刀流によるデメリットは?
プロに入ってから二刀流として、プレーを続けてきています。
最近ではリアル二刀流として、投手で2番打者を務め、118年ぶり史上3人目としてまた一つ歴史に名を残すことになりました。
🇺🇸25日のレンジャーズ戦で7号ホームランを放った #大谷翔平 選手。
5戦で3発と量産態勢🔥
2試合連続となる7号はMLBトップタイ👍
明日先発の大谷選手✨
HRで首位にいる選手が先発するのは、1921年のベーブ・ルース氏以来100年ぶりのレア記録みたいです😄
是非勝利投手に👏#エンゼルス #二刀流 pic.twitter.com/7OnctNribn
— セレクション公式エンゼルス大谷翔平選手応援アカウント (@ohtani_shotime) April 26, 2021
その反面で、二刀流の代償はもちろんついてきます。
今までにないことをやるときのリスクは、今まででは考えられないようなものになることは間違いないですよね。
常にプレーでファンを魅了している大谷選手ですが、二刀流としてプレーするデメリットについてまとめてみました。
大きく3つに分かれます。
- 故障リスク
- タイトルの獲得
- チームへの影響
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
故障リスク
二刀流をすることによるデメリットとして、「故障リスク」が1番最初に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
冒頭でもご紹介した通り、投手と野手の二刀流にはかなりの負担があります。
投手と野手では、もちろん調整方法も異なるため、二刀流をやるということは恐らく私たちが思っているよりはるかに細かな体のケアが必要になります。
投手として出場すれば、肘や肩に負担がかかることはもちろんですが、先発投手としての責任感など、メンタル面でも予想以上の負荷がかかります。
また、野手としての出場であれば、相手投手との対戦のため打席に1試合の中で3打席立つことになります。
野手としての成績を残しているが故に、相手チームも大谷翔平選手を強打者として勝負してくることが増えてきます。
そうすると必然的に”攻める投球”が増え、インコースへの配球も意識されてきます。
デットボールでの故障や走塁での故障など、野手で出場する中でも色々なリスクが潜んでいます。
その中で、現在”リアル二刀流”として『2番・投手』で出場している様子を見ると、応援しているものの正直ひやひやしてしまいますね・・・
タイトルの獲得
やはり、超一流選手であれば手に入れたいのが「タイトル」ですよね。
現在、大谷翔平選手がメジャーで獲得する可能性が最も高いタイトルの1つとして「ホームラン王」があります。
しかし、二刀流としてプレーしている中で、「打者に専念すればもっとホームラン王に近づけるのではないか」「ホームラン王だけでなく打率や打点をもっと伸ばせる」などと言った声も上がっていることも事実です。
確かに、プロである以上、タイトル獲得は1つの目標になりますよね。
ですが、二刀流をしているからこそ、取れないタイトルもあるように思います。
例えば、最多勝投手、最多奪三振。
打者として活躍する裏側には、疲労や投手としての精神をすり減らすことも現状あるように思います。
そうすると投手としての登板を回避する場面もすでにありますよね。
登板を回避することになれば他の投手との差が広がり、結果、最多勝投手や最多奪三振のタイトル争いから必然的に脱落することになってしまうことは容易に想像できます。
どちらかに専念することでメジャーでのタイトル獲得に近づくように思います。
チームへの影響
野球は1人では行うことができません。
何を当たり前のことをと言われるかもしれませんが、野球は集団競技です。
そのチーム事情によって二刀流がデメリットになると考えたことはありますか?
野球だけに限った話ではありませんが、スポーツには勝ち負けがあります。
勝利に執着しているチームであれば、大谷翔平選手の二刀流をフル回転させ、勝利を掴みにいくでしょう。
どのように活躍させるか例挙げるのであれば、野手としてスタメン出場し、9回に抑え(クローザー)として登板をほぼ毎日し続けたらどうなるでしょうか。
それこそ「故障リスク」が上がってしまうためデメリットと言えると思います。
実際に先発から抑えに転向したことで成功を収めた上原浩治さんのような選手もいますが、さすがに打者をメインでクローザーを兼務するのは酷使しすぎなような気がします。
そのような登板方法を賛成する方も多くいますが、選手生命を考えるとそこにはリスクがあまりにも大きすぎますね。
️大谷翔平は投打どっちに寄る?
現在は二刀流として活躍している大谷選手ですが、歳を重ねれば体力的にもどちらかに専念せざるを得ない状況になるかもしれません。
実際にメジャーに行く時に、大谷選手も一本化を考えていたことも事実としてあります。
二刀流を諦めなければいけなくなった時、大谷選手は投手、打者どちらに専念するでしょうか。
大谷翔平選手と現在所属しているエンゼルスが2年契約とのいうこともあるので、早くて2年後に移籍することとなれば、その時のチーム指揮官の考えでは一本化にされるかもしれません。
個人的には二刀流は長く続けられても30歳までではないでしょうか。
その後は打者に専念すると考えています。
その理由としては、3つあります。
打者の方が選手生命が長いこと
野球が大好きな大谷翔平選手。
ですから選手生命が一般的に長いと言われている打者に専念するのではないでしょうか。
投手としての活躍をもっと見たい気持ちもありますが、現実的に今の剛速球とスプリットやスライダーを長い期間投げることは難しいようにも思います。
大谷翔平の身体能力を活かせる
野手であれば、大谷翔平選手の最大の武器である豪速球を投げる強肩だけでなく、最近また注目が高く集まっている走力、打球速度、飛距離などなど、申し分ないバッティングセンスと大谷選手のセンスを申し分なく活かすことができるからです。
また、イチロー選手にバッティングセンスは天才的と言わせるほどです。
打者としても超一流であることは間違いないですが、投手よりも打者としての活躍の方が身体能力を生かせるように思います。
トミージョーン手術の影響
2018年にトミージョーン手術を受けた影響も少なからずあると思います。
ダルビッシュ選手、松坂大輔選手も受けた手術ですが、手術後、数年の結果をみると決していい成績は残せていません。
昨年、ダルビッシュ選手は最多勝のタイトルを獲得しましたが、手術から5年後です。
手術後は投げることに少し怖さが伴うため全力でとはいけないようです。
それもあり、投手として結果を残せない状況が続けば打者に専念すると考えられます。
まとめ
今回は二刀流としてのデメリットについてご紹介してきました。
皆さんは二刀流についてどう思いましたか?
現在の活躍は、賛辞を贈るに値すべきで、歴史に残る偉業であることは間違いないです。
しかし、優れた才能を持っているからこそ、その才能を大切にすべきと思い、デメリットをまとめてみました。
どちらか一本に絞るのは難しいかもしれませんが、やはり体への負担を考えると一本に絞るべきではないでしょうか。
これからも大谷選手に目が離せませんね!
ということで、今回は「」と題してお送りしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント