メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手ですが、日本代表に選出されず、東京オリンピックに参加しなかった理由は6つあります。
本記事では、その理由を1つずつ解説していきます。
【大谷翔平が東京五輪に選ばれない6つの理由】
- MLB機構がオリンピック出場を許可していない
- 所属球団が出場許可を出さない
- 怪我のリスク
- メジャーがシーズン中である
- コロナ禍で来日制限がある
- 若年層の野球離れ
最後までお読みいただくと、残念ですが大谷翔平選手が東京オリンピックで見られない理由がしっかりわかります。
では、早速見てきましょう!
MLB機構がオリンピック出場を許可していない
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MLB機構とは、メジャーリーグ全体を運営している組織のことです。
選手は、その組織に属していることになるため、MLBのルールに従う必要があります。
この理由が「大谷翔平がオリンピックに出場できない理由」の最たるものと言われています。
全くダメというわけではないのですが、メジャーリーガーがオリンピックやその他の国際大会に参加するにはMLB機構が「出場してもよい」という許可が必要になります。
日本人選手だけではなく、世界各国の選手同じ条件になっています。
多くのメジャーリーガーを輩出しているアメリカも元メジャーリーガーや有望なマイナーリーグの選手から代表選手を出しています。
NPB機構はオリンピック期間中、全面協力することを認めていることを思うと、NPB機構とMLB機構との温度差を埋めることができませんでした。
各国のトップ選手が参加しない時点で、果たしてオリンピックはスポーツの祭典と言えるだろうかと疑問に思ってしまいました。
野球がオリンピックから外される理由もここにあるのでは?との意見もアメリカの記者からは言われていますね。
所属球団が出場許可を出さない
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オリンピック出場の要請をしたとしても所属球団であるロサンゼルス・エンゼルスが拒否することは確実です。
MLB機構が出場許可を出さないことと同じ理由ですね。
更に今シーズン、打者・投手としての活躍でチームの勝利に貢献していることは間違いありません。
後ほどご紹介しますが、メジャーリーグはオリンピック中もシーズン真っ最中です。
球団にとっても欠かせない存在である大谷翔平選手をオリンピックだからといってチームから離脱させることは絶対にしないでしょう。
ましてや、今や大谷翔平選手と同じチームの中心選手である、マイク・トラウト選手も怪我で離脱していることもあれば尚更でしょう。
また、今シーズンは記録もかかっています。
今や、打席に立てば球場全体が「大谷コール」や「MVPコール」が響き渡るほどの超人気選手の1人です。
オリンピックに出場したことにより、調子を崩したとなればチームはもちろん、ファンも黙っていないでしょう。
怪我のリスク
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仮にオリンピックの内定が決まったとしたら、エースとしても、打者としても、大活躍が必至であるため、試合へ出場は確実です。
きっと”二刀流、参上!”と言わんばかりに見せつけてくれたことでしょう。
選出されれば日本のために勝利へ貢献しようとすることは人間性を見ていれば分かります。
ですが、野球では、打者ならデッドボール、投手なら肘、肩、ピッチャー強襲など怪我をしてしまう危険は色々なところに潜んでいますよね。
もしオリンピックに出場して、怪我をしたら所属しているロサンゼルス・エンゼルスは、後半戦ではリーグ優勝やポストシーズンがかかった試合にむけて大打撃を受けることになります。
また、NPB機構もMLB機構または所属球団から色々言われたり怪我の責任が取れないことからも出場ができないのかもしれません。
メジャーがシーズン中である
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先述のとおり、オリンピック開催中の7月23日〜8月8日までもメジャーリーグはシーズン真っ最中です。
MLB機構からするとメジャーリーガーの派遣を認めてシーズンを中断することは難しいです。
中断すれば、シーズン再開後にダブルヘッダーなど変則日程になることも考えられます。
アメリカでは、バスケットボール、アメリカンフットボールも野球に負けないほどの人気スポーツです。
所定の日程で終わらなければ、他のプロリーグの公式戦と時期が重複して野球への関心が低下してしまうことも考えられます。
コロナ禍で来日制限がある
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海外で生活している以上、ワクチン接種の副作用や日本への来日しても隔離期間が設けられています。
選手のコンディション管理が難しいことも1つの要因です。
実際に海外から来日した選手が変異株の感染が確認された事例もありました。
コロナ禍ならではの理由もあると思います。
若年層の野球離れ
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何より、アメリカでは20歳以下の世代がオリンピックに興味を持つ割合が他の世代より低く、オリンピックファンの年代も高齢化が進んでいます。
球界にとってはオリンピックに大谷翔平選手が出場するよりメジャーリーグのシーズン中の試合に出てもらう方が現地での若者が試合を見て、野球部離れを抑えることができることも1つの理由だと思います。
東京2020オリンピック | 野球日本代表の日程は?
大谷翔平選手は上述の理由から選ばれていないものの、田中将大選手をはじめ、野球日本代表がオリンピックを戦います。
その日程を見てみましょう!
日程 | 試合開始時間(予定) | 対戦国・グループ | 試合会場 |
7月27日(木) | 12:00 | 日本 VS ドミニカ共和国 (野球オープニングラウンド・グループA) |
福島あづま球場 |
7月31日(木) | 12:00 | 日本 VS メキシコ (野球オープニングラウンド・グループA) |
横浜スタジアム |
初戦のドミニカ共和国戦は最終9回で逆転勝ちと、初戦からハラハラの展開でしたね!
7月31日の試合結果をもって、ノックアウトステージへ駒を進めるかどうかが決まります!
ソフトボールに続いて、日本の野球を魅せてほしいですね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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