シーズン通して、打撃で優秀な成績を収めた選手をポジションごとに選出するシルバースラッガー賞。
日本人ではイチロー選手のみが受賞しているタイトルで、2001年、2007年、2009年に獲得しています。
過去を振り返っても日本人ではイチロー選手しかなし得なかったこのタイトルを大谷翔平選手が淡々と狙っています。
- シルバースラッガー賞ってなに?
- シルバースラッガー賞獲得に向けた大谷翔平のライバルは?
最後までお読みいただくと、シルバースラッガー賞が何かわかるだけでなく、どれほど獲得が難しいタイトルかお分かりいただけると思います!
では、早速見ていきましょう!
【2021最新】シルバースラッガー賞とは?
日本ではあまり聞きなれないシルバースラッガー賞。
というのも、シルバースラッガー賞があるのはメジャーであり、日本プロ野球にはないタイトルになります。
そんなシルバースラッガー賞についてみていきます。
シルバースラッガー賞とは?
シルバースラッガー賞は、メジャーリーグの各リーグ(日本で言うパ・リーグ、セ・リーグ)からその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手に与えられるタイトルになります。
各チームの監督・コーチの投票によって、ポジションごとに1名「打撃のプロ」を選出されます。
日本でもお馴染みのゴールデングラブ賞とは異なるタイトルになります。
ちなみに、シルバースラッガー賞は守備位置に関係なく外野手は3人選出されます。
異例の2020年シーズン
ナショナルリーグは投手から、アメリカンリーグは指名打者制を採用しているため、投手の代わりに指名打者が選ばれます。
しかし、2020年は新型コロナウイルス感染症対策として、ナショナルリーグ史上初の指名打者制を導入しました。
そのため、ナショナルリーグ史上初めて投手ではなく、指名打者部門の受賞者となりました。
もちろん2021年から再びDHなしに戻ったため、2020年は極めて稀な賞となりました。
シルバースラッガー賞 | 日本人の受賞歴は?
前述のとおり、メジャーで活躍した歴代の日本人選手のうち今回紹介しているシルバースラッガー賞を受賞したことがあるのはイチロー選手のみ。
「松井秀喜選手も受賞したことがある」と他のブログで見ましたが、残念ながら松井秀喜選手の受賞歴ありません。
そして、イチロー選手以外で最もシルバースラッガー賞に近かった選手、実は前田健太選手と言われています。
日本で「マエケン」として有名な投手は、打撃での評価をアメリカで高めたことから、イチロー選手の次に受賞する可能性がありました。
2016年シーズンが最もシルバースラッガー賞に近かったと言われています。
メジャーで現役投手として活躍していますが、メジャーデビュー戦でホームランを放ったのを覚えていますか?
マエケンメジャーデビュー戦
第二打席目で初ホームラン!
今シーズンドジャースとしても
マエケンのホームランが第1号!#マエケン #ドジャース pic.twitter.com/aNA0IGcChl— りゅや (@excarpluv) April 7, 2016
実はこれ、何のまぐれでもなくて、広島カープ時代もホームラン打ってるんです。
#無観客試合で沈むTLに記憶に残る実況を呟く
マエケンのホームラン! pic.twitter.com/V6zOhedgEd— し お ん®︎ログアウト (@shii_dow7) March 12, 2020
ちなみに、メジャーで本塁打を放った日本人投手は4人しかいません。
野茂英雄さんが4本、吉井理人さん、石井一久さんが1本ずつ、前田健太選手が1本。
どの選手も投手として超が付くほどの結果を残していますが、打者としては大谷翔平選手に及ぶことはできないですね。
大谷翔平、シルバースラッガー賞受賞!
2021シーズン、二刀流として158試合に出場して打率・257、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁、両リーグ最多の8三塁打という成績を残して見事にシルバースラッガー賞を受賞しました!
大谷選手はDH部門で選出されており、このシルバースラッガー賞は全30球団の監督とコーチの投票によって選出されます。
全球団の監督コーチからDHとして1番であったと認められたということです。残した成績を考えると当然と言えば当然ですね!
これで日本人としてはイチロー氏に続いて2人目の快挙となりました。大谷選手は年齢的にもまた受賞する機会は十分ありますね。今後も期待しましょう。
まとめ
投手としても打者としても2021年シーズンの大谷翔平選手の活躍は目まぐるしく、シーズン前に言われていた「MVP」や「サイヤング賞」を受賞する可能性も非常に高くなってきています。
オールスター後に一時スランプに近しい時期もありましたが、1本が出てからは立て続けにホームランを放ち、観客を沸かせています。
敵味方関係なく、加えて選手、監督、チームのような枠をも超えて愛される大谷翔平選手の活躍にこれからも目が離せませんね!
ということで今回は「【2021】」と題してお送りしました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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