2020東京五輪で37年ぶりとなる金メダルを獲得した日本野球チーム。
その監督としてチームをまとめ、有終の美を飾った稲葉篤紀さんは日本代表監督としての座を退任することになりました。
注目が集まる後任は誰になるのか。
その候補の1人として最も可能性が高いと言われている高橋由伸さん(現読売ジャイアンツの球団特別顧問)の監督成績や、監督には不向きと言われている理由、本当に復帰するのかをまとめてみました!
最後までお読みいただくと、これからの野球日本代表にも注目したくなりますよ!
では、早速見ていきましょう!
高橋由伸の監督成績は?
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巨人一筋の高橋由伸氏。
選手として2015年まで現役でプレーし、国際大会にも出場経験のある歴代の左打者でもトップレベルの選手でした。
また、2016年から2018年の3年間、巨人の監督として指揮を務めました。
監督時代の成績をまとめました。
- 2016年:順位2位 71勝 69敗 3分 勝率.507
- 2017年:順位4位 72勝 68敗 3分 勝率.514
- 2018年:順位3位 67勝 71敗 5分 勝率.486
- 通算成績:210勝 208敗 11分 勝率.502
現役時代にはリーグ優勝にも大きく貢献し、日本一にもなりました。
しかし、監督時代には日本一どころかリーグ優勝も果たせませんでした。
歴代で巨人の監督を務めた方の成績も調べてみました。
- 中島 治康さん:150勝 101敗 4分 勝率.598
- 藤本 英雄さん:34勝 23敗 3分 勝率.596
- 三原 脩さん :177勝 118敗 7分 勝率.600
- 水原 茂さん :881勝 499敗 29分 勝率.638
- 川上 哲治さん:1066勝 739敗 61分 勝率.591
- 長嶋 茂雄さん:1034勝 889敗 59分 勝率.538
- 藤田 元司さん:516勝 361敗 33分 勝率.588
- 王 貞治さん :347勝 264敗 39分 勝率.568
- 堀内 恒夫さん:133勝 144敗 7分 勝率.480
- 原 辰徳さん :1091 勝 821敗 66分 勝率.571
歴代の監督の成績を見ると常勝軍団である巨人軍の中でも決して輝かしい成績を収めることができたとはいえません。
年数を積めば成績にも変化があるかもしれないということについては、三原さんが同じ3年で日本一の経験もあることからあまり関係ないと言えるでしょう。
高橋由伸は監督不向き?
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先ほど監督時代の成績をご紹介しました。
選手としては輝かしい成績を収めているものの監督時代の成績を見る限りだと高橋由伸氏は監督としては適任ではないと思えてしまう理由が実は3つあります。
コミュニケーション
大きな爪痕を残すことができなかった1つの要因として、コミュニケーションがコーチや選手と上手く図れていなかったことです。
チーム内のコーチ陣の配置を決めるのも監督の役割です。
信頼できるコーチを1軍として各部門に配置したいことは間違いないです。
ここぞというときに信頼できるコーチ陣が近くいるといないとでは監督としての指揮のやりやすさが違うのは容易に想像できますよね。
また、まとめあげる選手たちも選手時代では後輩として接してきた選手ばかりです。
引退してから1年も経たずに監督となったことで各選手の能力を見極めるためにもコーチ歴が長い方を側に置き、積極的に情報交換をする必要が有りました。
1軍監督であることから2軍、3軍の監督とのコミュニケーションも上手く取れていなかったことも1つの要因と考えています。
外野手からの監督
誤解を招かぬように伝える言葉選びは難しいですが、外野手は基本考えることが少ないです。
内野手は常に状況把握をしなければいけないですし、内野手全体でコミュニケーションを取らなければいけません。
選手時代から考えるということが少ない外野手だったからこそ監督業と結びつけるのが難しいです。
監督は決断力が求められます。
選手時代から考えて1球、1瞬の決断することが多い内野手は無意識に決断力が付いていますが、外野手は内野手からの指示を受けて基本プレーすることから決断力に欠けています。
参考にですが、阪神元監督の金本氏も外野手で目立った成績を収めることができていませんでした。
チームカラーが見えなかった
監督が変わればチームカラーや選手の起用法も変わって来ます。
チームカラーとは打撃重視のチームにするのか、投手、守備を重視するのか、もちろんバランスが取れたチームが1番ですが監督次第で変わってきます。
しかし、高橋由伸氏の場合は大きな改革や変更はありませんでした。
今までの伝統を継承したと言われればそれまでですが、独自の考え方を持ってチームをガラッと変えていくことも必要だったと思っています。
高橋由伸の監督復帰説は?
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高橋由伸さんの監督復帰はあるのか?
SHULOGの結論は「ある」と考えています。
しかし、それは「読売ジャイアンツ(巨人)」の監督としてです。
というのも、現2軍監督の阿部監督が1軍監督となり、復帰するとすれば打撃コーチのが布陣としては固いです。
黄金時代を支えた2人の選手、更に1軍監督経験のある高橋由伸氏がサポートする形となれば常勝軍団となることでしょう。
ですが、稲葉篤紀監督がまとめた日本代表の監督を後任として務めることは「ない」ということがSHULOGの見解です。
あくまで個人的な予想になるため、失礼があった際にはお詫びいたします。
過去の記録や、当時抱いた気持ちをまとめると日本代表の監督を務めることは難しいのではないかと考えています。
まとめ
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高橋由伸さんが稲葉篤紀さんの後任の日本代表監督としてそのポジションに付くかどうかをまとめてみました。
結論「巨人の監督になっても、日本代表の監督にはなれない」ということです。
失礼な話かもしれませんが、その可能性は非常に高いと思っています。
それは現役時代の実績とは異なり、あくまで「監督」としての役割を全うできるかという目線で考えた時の思いです。
素晴らしい選手であったため日本野球界に貢献されている方であることは間違いないですが、監督としてとなると別の話になるのでしょう。
ということで今回は「」と題してお送りしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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