近年日本のサッカー選手は若くして海外に進出する選手たちが増えてきましたね。早い人は10代から海外でチャレンジしています。
Jリーグ自体のレベルも着実に上がってきていますが、やはり若いうちからレベルの高い欧州で揉まれる選手が増えるのは喜ばしいことですね!
今回はそんな中でも20代前半にしてJリーグ、エールディビジ(オランダリーグ)そしてブンデスリーグと3か国のクラブで挑戦を続ける堂安律選手について詳しく見ていきましょう。
堂安律のプロフィール
- 国籍:日本
- 生年月日:1998年6月16日(24歳)
- 出身地:兵庫県尼崎氏
- 身長:172cm
- 体重:70kg
- 在籍チーム:PSVアイントホーフェン
- 背番号:25
- 利き足:右
堂安律のクラブ別年俸推移
ガンバ大阪
堂安 律選手 FCフローニンゲン(オランダ)へ完全移籍のお知らせ https://t.co/Jx2PE8k8Do #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/UCM0iIHWY6
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) May 10, 2018
堂安選手のキャリアはガンバ大阪でスタートしています。
高校2年となった2015年にトップチームに2種登録されると開幕からトップチームに帯同しました。
その年のACL決勝T1回戦のFCソウル戦で、クラブ史上2番目となる16歳344日の若さで公式戦デビューを果たしました。
リーグ戦ではJ1第10節の鹿島アントラーズ戦で宇佐美選手の記録を塗り替える16歳11カ月18日でのクラブ史上最年少リーグ戦デビューしています。
2015年11月24日には、翌2016年シーズンからのトップチーム昇格が内定しました。飛び級でのトップチーム昇格は井手口陽介選手以来6人目となりました。
2016年 | 360万円 | 21試合10得点7アシスト(J3)
5試合0得点1アシスト |
2017年 | 600万円 | 16試合4得点0アシスト |
FCフローニンゲン
2017年6月、オランダ1部のFCフローニンゲンに翌年6月末までの期限付き移籍をしました。これが堂安選手にとっては初の海外挑戦ということになりました。
2017-2018シーズンは公式戦31試合に出場して10得点を挙げるなどチームに大きく貢献したことによってフローニンゲンは買取オプションを行使して完全移籍となりました。
1年目でのオランダリーグへの適応能力はさすがの一言ですが、1年目になると相手チームにも研究されてしまい1年目ほどのインパクトを残すことはできませんでした。
それでも堂安選手の実力は高く評価されて同じオランダリーグの強豪からオファーが届きます。
2017-2018 | 3700万円 | 31試合10得点4アシスト |
2018-2019 | 4000万円 | 33試合5得点3アシスト |
PSVアイントホーフェン
2019年8月、堂安選手はPSVアイントホーフェンに移籍しました。背番号は25番でクラブ史上初の日本人選手となりました。
クラブの公式ソーシャルメディア上に着物のようなものを着た堂安の似顔絵の背景に旭日柄が写った画像を投稿し、堂安選手の加入を発表して大炎上したので記憶に残っている方も多いかもしれませんね。
プレー面では移籍当初こそコンスタントに試合出場していましたが、少しずつ序列を下げていきました。悔しいシーズンとなっています。
2019-2020 | 6900万円 | 25試合2得点3アシスト |
ビーレフェルト
2020年9月、出場機会を求める堂安選手と、ドイツ・ブンデスリーガ1部に昇格を果たしたばかりで戦力補強がしたいアルミニア・ビーレフェルト双方の思惑が一致して2020-21シーズン終了までのレンタル移籍をします。
この移籍は双方にとって良いものとなり、堂安選手はシーズンを通して主力として活躍しました。
リーグ戦全34試合に出場してチームトップタイの5得点を挙げる活躍で、ブンデスリーガの年間ベストルーキー賞候補にも選ばれています。
ビーレフェルトは堂安選手の完全移籍での獲得を目指したものの、新型コロナウィルスからくる財政難もあって断念せざるを得ませんでした。
2020-2021 | 6900万円 | 35試合5得点3アシスト |
PSVアイントホーフェン
ビーレフェルトへの完全移籍が叶わなかった堂安選手は2021-2022シーズンは再びPSVで戦うこととなりました。
現時点でシーズン中ですが、今シーズンは試合の出場機会も増えてきて信頼もされているように見えます。
PSV自体がオランダの名門なので十分すごいですが、このままPSVでしっかり結果を残すと更なるステップアップも十分可能なので頑張ってほしいですね!
2020-2021 | 6900万円 | 39試合11得点3アシスト |
フライブルク
ビーレフェルト時代からドイツでの評価が高かった堂安選手はブンデスリーガのクラブから注目されていました。
結果的にブンデスリーガのフライブルクが移籍金約11億円で堂安選手の獲得に成功しました。
フライブルクは2021‐2022シーズンを6位で終えており、ヨーロッパリーグへの出場権を得ています。
普段は4大リーグの1つに数えられるブンデスでリーグを戦い、さらにヨーロッパリーグにも参戦できるので良い移籍ですね!
ちなみに移籍直後の強化試合ですぐに初ゴールを決めています。幸先の良いスタートを切っています。
2022‐2023 | – | – |
年俸推移まとめ
年次 | 年俸 | 在籍チーム |
2016 | 360万円 | ガンバ大阪 |
2017 | 600万円 | ガンバ大阪 |
2017-2018 | 3700万円 | FCフローニンゲン |
2018-2019 | 4000万円 | FCフローニンゲン |
2019-2020 | 6900万円 | PSVアイントホーフェン |
2020-2021 | 6900万円 | ビーレフェルト |
2021-2022 | 6900万円 | PSVアイントホーフェン |
2022‐2023 | フライブルク |
これをみるとガンバ大阪からフローニンゲンへと移籍したことで年俸が約6倍に跳ね上がっていることが分かります。
堂安選手の年俸推移を見ても分かる通りやはり所属するリーグとクラブによってサッカー選手の年俸は大きく変わってきますね。
*フライブルクでの年俸はまだ判明しておらず、判明次第追記します。
堂安律の市場価値推移
堂安選手の市場価値の推移についてまとめてみました。
- 2016年:1300万円(ガンバ大阪)
- 2017年:1億円(フローニンゲン)
- 2018年:10億円(フローニンゲン)
- 2019年:13億円(フローニンゲン)
- 2020年:9億円(PSV)
- 2021年:9億円(ビーレフェルト)
- 2022年:11億円(フライブルク)
堂安選手の価値を一気に高めたのはやはりオランダリーグで2桁得点を決めたフローニンゲン時代でしたね。
この年は市場価値が一気に10倍上がっているので攻撃的に選手における得点の重要性がよく分かります。
欧州で目に見える結果を残すと市場価値はもちろん、一気に世界中から注目されるきっかけとなるので今後の活躍にも期待しましょう!
まとめ
今回は堂安選手について年俸や市場価値の推移をみていきました。
堂安選手はかなり前から日本代表にも選ばれていて長い間見てきているので年齢がもっと上と錯覚している方も多いと思いますが、2022年は24歳になる年ということで非常に若い選手です。
24歳にしてオランダ、ドイツと結果を残してきているので今後更なるステップアップや成熟していく姿が楽しみな選手ですね!堂安選手の今後の活躍に期待しましょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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