最近は海外の一流クラブに在籍する日本人選手もちらほらと出てきました。その中でも今回はイングランドプレミアリーグの名門リバプールに所属する南野拓実選手について取り上げていきます。
プレミアリーグと言えば2021年リーグランキングで世界1位のサッカー界におけるトップリーグです。頂点に君臨するリーグは流れるお金も巨額であると想像できますね。
その中でも超名門であるリバプールでプレーする南野選手や同僚たちはどれくらい稼いでいるのでしょうか?
南野選手の経歴と共に年俸の推移も調べてみましょう。

南野拓実のプロフィール
- 国籍:日本
- 生年月日:1995年1月16日(27歳)
- 出身地:大阪府泉佐野市
- 身長:174cm
- 体重:67kg
- 在籍チーム:リバプールFC
- ポジション:FW
- 背番号:18
- 利き足:右
南野拓実の経歴と年俸推移
プロ入り前
小学生時代はゼッセル熊取FCに所属していました。当時のチームメイトに室屋成もいました。
中学入学と同時にセレッソ大阪U-15へ入団しました。その後は順調にU‐18、トップチームと昇格を果たしています。
セレッソ大阪(2012~2014)
https://twitter.com/J_League/status/1085513271149391872?s=20
2013年にトップチームへと昇格を果たすと、柿谷曜一朗選手からから背番号13番を引き継ぎました。
第1節のアルビレックス新潟戦からスターティングメンバーに抜擢され、高卒ルーキーとしてはクラブ史上初の開幕スタメン入りを果たします。
第14節のジュビロ磐田戦で18歳5ヶ月20日という若さでリーグ戦初得点を記録し、大久保嘉人氏が保持していたクラブのJ1最年少得点記録を更新しました。
ルーキーでありながらチームの主力として公式戦38試合8得点という結果を残し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞しました。
シーズン | 年俸 | 成績 |
2012年 | 360万円 | 5試合1得点0アシスト |
2013年 | 360万円 | 38試合8得点5アシスト |
2014年 | 1000万円 | 42試合8得点4アシスト |
レッドブル・ザルツブルク(2015~2019)
南野拓実に“驚かされた”ザルツブルクSD「彼の成長は何度も戦い続けたクールな物語」 https://t.co/1djKCt6tES #gekisaka pic.twitter.com/EI938jswlX
— ゲキサカ (@gekisaka) November 8, 2020
Jリーグでの活躍が認められて2015年1月にオーストリア・ブンデスリーガのFCレッドブル・ザルツブルクに完全移籍を果たしました。
当時のレッドブル・ザルツブルクにはあのアーリング・ブラウト・ハーランド選手や韓国代表のファン・ヒチャン選手といった豪華なメンバーが揃っていました。
リーグ第23節FCアドミラ・ヴァッカー・メードリング戦で2ゴールを決め、移籍後リーグ初ゴールを記録しました。
シーズン途中での加入でありながらしっかり適応して2014-2015シーズンのリーグ優勝に貢献しました。
2015-2016シーズンはリーグ戦10得点を挙げてこのシーズンのリーグ優勝に貢献、さらに2016-2017シーズンも2桁得点を挙げるなどザルツブルクの主力としての地位を確固たるものにしていきました。
そして2019年10月3日のチャンピオンズリーグGS第2節の前回王者であるリバプール戦で1ゴール1アシストの活躍を見せたことがリバプールへの移籍のきっかけとなりました。
シーズン | 年俸 | 成績 |
2014-2015 | 2500万円 | 17試合3得点3アシスト |
2015-2016 | 3000万円 | 40試合13得点6アシスト |
2016-2017 | 5800万円 | 31試合14得点4アシスト |
2017-2018 | 1億3300万円 | 44試合11得点10アシスト |
2018-2019 | 1億3300万円 | 45試合14得点10アシスト |
2019-2020 | – | 22試合9得点11アシスト |
リバプールFC
2020年1月プレミアリーグのリヴァプールFCに加入しました。契約期間は4年半となっています。
気になる年俸はなんと約5億9200万円!さすがはプレミアの名門ですね。そして南野選手への期待を感じられる額となっています。
南野選手は2020年1月5日のFAカップ3回戦のエヴァートンFC戦で移籍後初出場、1月23日のプレミアリーグ第24節ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦で負傷したサディオ・マネとの交代でプレミアリーグ初出場を果たしました。
サブとしてではありますが、このシーズンリヴァプールは30年ぶりのリーグ優勝を果たして南野選手は日本人4人目のプレミアリーグ優勝経験者となっています。
因みにこのシーズンはプレミア優勝ボーナスとして約5億7000万円が出ているので基本年俸と合わせると10臆超えということになります。
2021年2月にシーズン終了までの契約でサウサンプトンへとレンタルに出されました。このときリバプールが買取オプションを付けなかったことで南野選手に対する期待が表れていました。
それは逆に言うと南野選手のサウサンプトンでの立場を難しくするものでもありました。正式に加入する可能性のない選手を主力とすることはサウサンプトンにとってもリスクがあるからです。
年俸についてはサウサンプトン加入時も保有元はリバプールであることから変化なしとみられています。
シーズン | 年俸 | 成績 |
2019-2020 | 5億9200万円 | 13試合0得点0アシスト |
2020-2021 | 5億9200万円 | 27試合6得点1アシスト |
2021-2022 | 5億9200万円 | 24試合10得点1アシスト |
リバプール所属選手年俸一覧
フィルジル・ファン・ダイク(DF) | 17億3,600万円 |
モハメド・サラー(FW) | 15億7,900万円 |
ティアゴ・アルカンタラ(MF) | 15億7,900万円 |
トレント・アレクサンダー=アーノルド(DF) | 14億2,100万円 |
ファビーニョ(MF) | 14億2,100万円 |
ロベルト・フィルミーノ(FW) | 14億2,100万円 |
アリソン・ベッカー(GK) | 11億8,400万円 |
ジョーダン・ヘンダーソン(MF) | 11億500万円 |
ジェイムズ・ミルナー(MF) | 11億500万円 |
ナビ・ケイタ(MF) | 9億4,700万円 |
アレックス・オックスレイド=チェンバレン(MF) | 9億4,700万円 |
ジョエル・マティプ(DF) | 7億8,900万円 |
サディオ・マネ(FW) | 7億8,900万円 |
ディオゴ・ジョッタ(FW) | 7億1,300万円 |
ジョー・ゴメス(DF) | 5億9,200万円 |
南野拓実(FW) | 5億9,200万円 |
イブラヒマ・コナテ(DF) | 5億5,600万円 |
ナサニエル・フィリップス(DF) | 5億1,000万円 |
コスタス・ツィミカス(DF) | 4億7,400万円 |
ディボック・オリギ(FW) | 4億7,400万円 |
アドリアン(GK) | 4億5,800万円 |
アンドリュー・ロバートソン(DF) | 3億9,500万円 |
ネコ・ウィリアムズ(DF) | 1億9,700万円 |
ハーベイ・エリオット(FW) | 1億6,600万円 |
カーティス・ジョーンズ(MF) | 5,900万円 |
クィービーン・ケレハー(GK) | 4,700万円 |
カミル・グラバラ(GK) | 3,900万円 |
さすがは超名門といった感じですね、平均すると非常に高額です。実に9名の選手が10億円の大台を超えているのもすごいですね。
スタメンや主力たちの年俸が高額なのはもちろん、ベンチ入りメンバーくらいまでは基本的に5億は下らないということになります。
約6億円近い年俸を得ている南野選手ですら下から数えたほうが早いというのもこのチームの大きさを物語っていますね!
まとめ
今回は南野選手の経歴や年俸推移と合わせてリバプールの同僚たちの年俸も見ていきました。
南野選手は2012年に年俸360万円でスタートしたキャリアがわずか7年後の2019年には約6億円に大幅な年俸UPを果たしています。
現状リバプールでは苦戦していると言わざるを得ませんが、世界最高峰のクラブで切磋琢磨した経験は今後必ず活きることでしょう。
南野選手の今後ますますの活躍を期待しましょう!

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