今シーズンの前半戦を終えたメジャーリーグ。
これからオールスターゲーム、ホームランダービーとイベントも控えています。
前半戦では、大谷翔平選手の打者としての活躍が目立ちました。
投手としても成績も残し、二刀流としての活躍を果たして、前半戦だけで今シーズンのMVP候補として名前が上がっています。
まさにゲームの世界のような最強選手の活躍をしていますが、大谷翔平選手を超える選手がメジャーにはいることを皆さんご存知でしょうか。
その選手はニューヨーク・メッツ所属のジェイコブ・デグロム投手です。
今回は大谷翔平選手を超える最強選手を「」と題してご紹介していきます。
ジェイコブ・デグロムのプロフィール!
ついにデグロムの防御率が1点台に pic.twitter.com/hV1E96WhOu
— スーモ (@9393Motchan) July 8, 2021
- 名前:ジェイコブ・アンソニー・デグロム
- 出身地:アメリカフロリダ州
- 生年月日:1998年6月19日 (33歳)
- 身長:約193㎝
- 体重:約82㎏
- 所属:ニューヨーク・メッツ
- 投球・打者:右投・左打
- ポジション:投手
- プロ入り:2010年MLBドラフト9巡目
- 経歴
カルバリー・クリスチャン・アカデミー
ステッソン大学 ニューヨーク・メッツへ昇格(2014年)
現在のメジャーで”最強の投手”と名高いジェイコブ・デグロム選手の実績や功績を見てみましょう。
タイトル
- 最優秀防御率…1回(2018年)
- 最多奪三振…2回 (2019年、2020年)
表彰
- サイ・ヤング賞…2回(2018年、2019年)
- 新人王(2014年)
- オールMLBチーム…2回(2018年、2019年)
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス…2回(2021年4月)
- 月間最優秀新人…2回(2014年4月、7月)
記録
- MLBオールスターゲーム選出…3回(2015年、2018年、2019年)
まさに現代メジャーを代表する選手の1人です。
あらゆるタイトルや賞を受賞しており、オールスターにも多く選出されています。
そんなジェイコブ・デグロム選手の特徴を見ていきましょう。
ジェイコブ・デグロムの特徴は?
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大谷翔平選手を超える選手でもあり、過去の実績もある投手でもある、ジェイコブ・デグロム選手ですが、どのような選手なのかご紹介します。
オーバースローから最速164キロを投じる本格右腕です。
フォーシームと高速スライダーで速い球を打者に投げ込み、最後の締めはチェンジアップで落とすという巧みな投球で三振の山を築きあげています。
また、投手として優秀な記録を残す一方で、勝ち運に恵まれないことで知られています。
2018年シーズンは防御率1.70を記録しながら10勝に留まり、自責点1以下に抑えながらも、なんと12試合で勝利投手の権利がつかなかったこともあります。
ジェイコブ・デグロムが最強すぎる!
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大谷翔平選手は、2021年シーズンで打者として33本塁打、70打点(執筆時点)とリーグのトップ3に入るほどの活躍をし、投手としても13試合に登板し、4勝をマークしており、チームへの貢献度は抜群な抜群です。
そんな100年以上破られなかった記録を塗り替える大谷翔平選手を抑えて、ジェイコブ・デグロム選手が”最強”と言われているのはなぜでしょうか。
各選手の貢献度を表す「WAR」という指標がありました。こちらの「WAR」を用いてご紹介します。
WARとは「Wins Above Replacement」の略称です。
打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価してチームの貢献度を表す指標のことです。
この数値が高ければチームへの貢献度が高い選手といえます。
そのWARの7月4日断面ランキングが下記の通りです。
【2021年・WARランキング(Fangraphs版)】
- 1位 5.3 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
- 2位 4.9 大谷翔平(エンゼルス)
- 3位 4.7 ウラジーミル・ゲレロJr.(ブルージェイズ)
- 4位 4.4 ザック・ウィーラー(フィリーズ)
- 5位 4.1 フェルナンド・タティス(パドレス)
引用元:baseballking
大谷翔平選手を超えて、メジャー全体のトップが今回紹介しているジェイコブ・デグロム選手です。
大谷翔平選手が二刀流で全体の2位で超える選手ということは、デグロム選手も二刀流なのかと思いましたが、基本的には投手として活躍し、DH制がない試合で打席に立つ選手です。
ジェイコブ・デグロム選手は大谷翔平選手のように二刀流ではないため滅多に打席に立つことはないということです。
しかし、7月4日断面で14試合中10試合で安打を放ち、打率は.387(31打数12安打)を残し投手でありながら、打席でも活躍していました。
元々、ジェイコブ・デグロム選手は打者としての能力も非常に高い選手ですが、前半戦であれだけの活躍をした大谷翔平選手よりもチーム貢献度の数値が高いということです。
”世界は広い”ということはこのようなことを言うのでしょうか。
ジェイコブ・デグロムの成績
チーム貢献度の高いジェイコブ・デグロム選手ですが今シーズンの成績をご紹介していきます。
投手
- 登板試合数:15試合
- 勝利:7勝
- 敗戦:2敗
- 防御率:1.08
- 奪三振:146奪三振
素晴らしい成績を収めていますね。
大谷翔平選手は以下のとおりです。
- 登板試合数:13試合
- 勝利:4勝
- 敗戦:1敗
- 防御率:3.49
- 奪三振:87奪三振
こちらもやはり素晴らしい成績と言えるでしょう。
打者
- 打数:33打席
- 打数打率:3割6分4厘
- 安打:12安打
- 打点:6打点
勝負強さでしょうか。数少ない打席で、投手として活躍して限られたチャンスをものにしていますね!
打点をしっかり稼ぐところも魅力の1つと言えるでしょう!
大谷翔平選手は以下のとおりです。
- 打数:301打席
- 打数打率:2割7分9厘
- 安打:84安打
- 打点:70打点
このように比べてみると、やはり投打ともに超一流の結果を残しているのが大谷翔平選手と言えますね!
ジェイコブ・デグロムの年俸推移
これだけの活躍をしている選手ですから、年俸についても気になりましたので調べてみました。
- 2014年…$500,000 (約5508万円)
- 2015年…$556,875 (約6135万円)
- 2016年…$607,000 (約6687万円)
- 2017年…$4,050,000 (約4億4600万円)
- 2018年…$7,400,000 (約8億1500万円)
- 2019年…$9,000,000 (約9億9100万円)
- 2020年…$6,574,074 (約7億2400万円)
- 2021年…$22,000,000 (約24億2300万円)
- 2022年…$33,500,000 (約37億円)
- 2023年…$30,500,000 (約33億7000万円)
2019年に最長6年で総額188億円の大型契約の延長をしていることから残り2年は確実に高い年俸であると思います。
2024年に球団側が選択権があり、契約行使をすれば、その後も高い年俸での契約がされていくことが見込めます。
まとめ
【MLB】防御率1.08、デグロムが球宴辞退 休養を優先「ゆっくり過ごして家族と楽しみたい」
メッツのジェイコブ・デグロム投手は、本拠地で行われたブルワーズとのダブルヘッダー第1試合(7回制)に先発。7回85球を投げ、4安打10奪三振2失点と好投したが、勝敗はつかず。防御率は1.08。
Reuters pic.twitter.com/ws4x4wBaJZ— 188BETSports_Japan (@188sports) July 8, 2021
今回は大谷翔平選手を超える選手として、ジェイコブ・デグロム選手についてご紹介してきました。
なお、大谷翔平選手との対戦を楽しみにしていましたが、ジェイコブ・デグロム選手は家族の時間を優先ということで、オールスターゲームは辞退しています。
対戦が見れないことは残念ですが、家族の時間を大切にする優しい選手であることがわかります!
家族への優しさと野球の高い技術を持ち合わせた二刀流、ジェイコブ・デグロム選手の今後の活躍に期待したいです。
そんな素晴らしい選手の下に大谷翔平選手がランクインしていることが誇らしいです!
今後も2人の選手から目が離せませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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