メッシの新天地はパリ・サンジェルマンに決まりました!
契約内容は、2023年までの2年+1年のオプション付き、年俸は3500万ユーロ(約43億7500万円)+ボーナス!
そして、背番号は「30」に決まりました!
スペイン・バルセロナを2021年8月5日(現地時間)サラリーキャップの問題によりメッシ退団という残念かつ電撃的なニュースが報じられています。
メッシはすでにバルセロナと2022からの5年契約を結んでいたと言われています。
しかし、サラリーキャップによってメッシとの再契約は土壇場で覆ることになりました。
その内容を紹介していきます。

サラリーキャップとは?
サラリーキャップとはプロスポーツ選手の年俸を決める制度のことを言います。
wikipediaにはこのように記載されています。
サラリーキャップ(Salary cap)とは、各プロスポーツチームが所属する選手に支払う年俸総額を毎年リーグ全体の収入に基づいて上限金額を調整し、規定する制度である。スポーツの分野、またはリーグの違いによって詳細は様々である。
引用元:wikipedia
クラブ全体の収入から選手&コーチ陣の年俸、移籍金の減価償却費、報奨金、代理人への手数料、下部組織などに使用できる額の限度を定めるのがサラリーキャップです。
欧州サッカーではスペインのラ・リーガでのみ採択されている制度になります。
この制度を採用することで、
- チームに所属するすべての選手の年俸総額を一定の上限金額を設けることができます。
- 年俸を支払えないほどの高騰を防ぐことができます。
- チーム間の戦力を均平にする(近づける)ことができます。
メッシを退団に追い込んだバルセロナのケース
今回、バルセロナが発表したラ・リーガの「財政的、構造的な障壁」については、公表されているだけでも以下の話がでており、大変複雑な話となっています。
参考文献:NO FOOTY NO LIFE
- ラ・リーガは2021年8月4日に投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズとの合意で27億ユーロ(約3500億円)の資金調達を行えることを発表しました。
- バルセロナはこの合意によって2億7000万ユーロ(約350億円)を受け取り、その内の15%である4050万ユーロ(約53億円)を人件費や選手補強に充てることができたため、メッシとの再契約に向けての障壁を取り除けると考え、2022シーズンからの5年契約を地決しました。
- しかしながらバルセロナは、スーパーリーグ創設の同志であるレアル・マドリードとともに、投資ファンドであるCVCとの合意をお断りする意思を示したと言われています。
- その理由は、支払い期間が40年以上にわたるもので、中長期的に見ればCVCに対して損をするため、と言われています。
メッシがバルセロナでプレーした場合の方が、現状のクラブの状況からして、クラブ側が損をすると判断し放出することを決めたということですね。
また、別の見方をすれば、バルセロナがCVCとの合意をお断りしたことで、ラ・リーガから詰められることになり、サラリーキャップをクリアできなくなったということも言えそうです。
メッシ退団に至るまでの経緯を現状の情報を元に軽くまとめました
リーガが定めるサラリーキャップ制を軸に書いてます
(サラリーキャップ制がわからない人用に画像内の文章で説明してます)恐らくこれが全てではないですが、何が起こっているかの”ざっくりとした”経緯だと思って読んでください pic.twitter.com/763paqVdBS
— くびーまん (@Shinenobiiman) August 5, 2021
このようにまとめてくださった方もいますので、参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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